タクシー運転手への転職を考えるにあたって、1日の売上がどのくらいか気になるでしょう。売上を増やすためにはどうすれば良いのかも把握しておきたいところです。この記事では、タクシー運転手の1日の平均売上や売上を増やすコツについて解説していきます。
【タクシー運転手】1日の平均売上は4万円程度
タクシー運転手の1日の売上金額は人によってやや差がありますが、平均は4万円程度です。1回の乗車で平均1,000円程度の売上と仮定すれば、40人程度のお客さんを乗せる必要があります。
勤務時間が8時間なら1時間で乗せるお客さんの人数は5人です。
また、タクシーの売上金額は地域による差もあります。都市部など人口が多い地域ではタクシーの需要も多いため、売上金額も平均より高くなりやすいです。
タクシー運転手が売上を増やすコツ
タクシー運転手が売上アップを目指すためのコツについて見ていきましょう。
回転率を意識する
居酒屋の近くや駅前などで付け待ちをする際には回転率を意識しましょう。付け待ちをしているタクシーの台数が多くても回転率が良ければ、時間のロスは少なく良いスポットといえます。
具体的には、付け待ちをしてから10~15分程度で乗車してもらえるかどうかを目安にすると良いでしょう。5分以内で乗車してもらえるようであれば理想的な場所です。
お客様が多い場所・時間帯を把握する
タクシーの売上は場所や時間帯によって大きく差が出ます。売上があまり伸びないのであれば、営業を行っている場所や時間帯が良くないのかもしれません。
そのため、どの場所でいつ頃の時間帯にお客さんが多いのか把握しましょう。もし分からない場合には、ある程度試行錯誤して探してみる必要があります。
また、タクシーを頻繁に利用する常連客のパターンも覚えておくと良いでしょう。
たとえば、年配の人だと通院のために決まった曜日・時間にタクシーを利用する人も多いです。終電後の時間にいつも同じ飲み屋から帰宅するためにタクシーを利用するサラリーマンもいます。
同僚と情報を共有する
同僚と雑談をしていると、良いお客さんやクレームの多いお客さんの情報などが入ってきます。これらの情報は知っておいて損はありません。そのため、同僚とのコミュニケーションは大切にしましょう。
たとえば、通る道のことでいつもクレームを入れるお客さんの情報を聞けば、あらかじめ対策ができます。同僚の話と特徴が一致しているお客さんを乗せたら、通る道を細かく確認するようにすれば、クレーム防止になるでしょう。揉めて時間をロスすることがなくなります。
まとめ
タクシーの1日の売上は4万円程度が平均です。回転率の良い場所での付け待ちや、お客さんが多い場所で流しをするなどの工夫で、もっと売上を増やせることもあります。タクシー運転手の給料は歩合制であるため、売上を増やせれば高収入を目指すことも可能です。