タクシー運転手として収入を上げるためには、ロング客(長距離客)の獲得が重要なポイントです。ロング客は通常の客と比べて売上が大きく、効率的に収入を得ることができます。
今回は、タクシーのロング客を狙える時間帯やおすすめスポットを紹介します。
タクシーのロング客を狙える穴場の時間帯

単価の高いロング客が出やすい時間帯は、主に4つに分かれています。
・終電前の23時~終電の時間帯
この時間帯は、終電に間に合わなかった人や、終電を諦めてタクシーの利用を選んだ人が多くなります。
・深夜の1時~3時ごろ
飲食店の終業時間に合わせて、スタッフの帰宅需要が発生します。特に、繁華街から住宅地までの長距離移動が多く見られます。
・朝方の4時~5時
始発電車が動き出す前の時間帯で、早朝から仕事がある人や、朝一番の飛行機や新幹線に乗る必要がある人などの需要があります。
・早朝の6時~7時ごろ
通勤ラッシュ前の時間帯で、空港や駅への送迎需要が発生します。
タクシーのロング客を狙える穴場スポット

タクシー運転手として収入を上げるためには、効率的にロング客を獲得することが重要です。
ここでは、長距離客を狙いやすい具体的なスポットを紹介します。
穴場スポット1|オフィス街
大手企業が集中するエリアには、会社の経費でタクシーを利用できる役員やビジネスマンが多く存在します。
例えば東京であれば、赤坂、港区、銀座、六本木、東京駅周辺といったエリアが該当します。
特に夜間は、遠方への移動需要が見込めます。
穴場スポット2|ホテル
特に外資系の高級ホテルは、ロング客獲得の重要なスポットとなります。外国人観光客は空港までの移動にタクシーを利用することが多く、必然的に長距離走行となります。
また、ホテルの宿泊客は比較的予算に余裕があるため、長距離移動でもタクシーを選択する傾向があります。
穴場スポット3|病院
病院は意外と見落としがちですが、実はロング客が多く発生するスポットです。退院する患者さんは、体調や怪我の関係で公共交通機関の利用が難しく、自宅までタクシーを利用するケースが多くなります。
特に大きな総合病院では、遠方から来院している患者さんも多いため、長距離走行の機会が増えます。
診察時間が朝から夕方までという特性を活かし、日中の営業に組み込むことをおすすめします。
穴場スポット4|空港
空港は、確実にロング客を獲得できるスポットの代表格です。到着客は大きな荷物を持っていることが多く、市内のホテルや自宅までタクシーを利用する確率が高くなります。
また、空港には専用のタクシー乗り場が設置されているため、待機場所に困ることもありません。
特に深夜や早朝の便の到着時は、公共交通機関が限られているため、タクシー需要が高まります。
まとめ
タクシーのロング客を効率的に獲得するためには、時間帯と場所の両方を戦略的に考える必要があります。
まずは特定の時間帯や場所から試してみて、徐々に活動範囲を広げていきましょう。