東京はタクシー利用者が多い地域として知られています。そんな東京で、タクシー運転手として勤務した場合、どれくらいの年収を見込めるのでしょうか。今回は東京のタクシー運転手の年収について紹介します。
東京の平均は336万円！
一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の「令和3年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況」によると、東京のタクシー運転手の年収は約336万円です。*1全国のタクシー運転手の平均年収は280万円のため、東京は比較的が高いことが分かります。
東京の特に23区は日本でも有数のタクシー利用者が多いエリアであるため、売上が上がりやすい地域といえます。
*1 参照：「令和3年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況」（一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会）
高年収を目指すには？タクシードライバーで稼ぐコツ
東京のタクシー運転手の平均年収は336万円ですが、働き方次第では高収入を稼ぐことも可能です。ここでは年収を高くするための方法を紹介します。
勤務形態
タクシーには、隔日勤務と日勤、夜勤と主に3つの勤務形態があります。最も多くのタクシー運転手が従事しているのが隔日勤務です。タクシー会社も基本的には隔日勤務ができる人材を募集しています。それぞれについて以下にまとめています。
朝から夜中もしくは夜明けまで働き、明けの日は休みになる勤務形態です。細かな勤務時間は会社によります。
・日勤
朝から夕方まで勤務する形態です。普通のサラリーマンと同じ時間帯に勤務します。
・夜勤
夕方から明け方まで勤務する形態です。効率良く稼げるといわれ、終電に乗り遅れた人など、乗客を見つけやすい強みがあります。
また、タクシー運転手にはA型賃金、B型賃金、C型賃金の3つの給与形態があります。タクシー会社によって採用している形態が異なるので、事前の確認が必要です。
固定給＋歩合給＋手当＋賞与が与えられる賃金形態です。固定給があるので安定した給料を得ることができます。
・B型賃金
歩合給で給料が支払われる形態です。売上に応じて支払われるので安定はしませんが、頑張れば頑張るほど稼ぐことができます。
・C型賃金
B型賃金と同じ歩合給ですが、業務委託や個人事業主の色が強い賃金形態です。売上に歩合をかけるのではなく、売上から管理費や燃料代などを引いた残額を基準に給料が支払われます。この形態を採用しているタクシー会社は多くはありません。
上記の勤務形態・給与形態を考慮することが大切です。
1日の流し
高収入を得るには、一日の時間の使い方を工夫することが重要になります。効率良く稼ぐために、お客様を拾いやすい場所を狙うことが大切です。そのためには、その日のイベントや天気などを把握し、お客様の動向に注視しながら場所を選ぶことが収入を左右します。
数多くのお客様を乗せるために、お客様が多いエリアのタクシー会社に就職する方法も選択肢のひとつです。
まとめ
タクシー運転手は、どんな賃金形態でも歩合給部分があるので、頑張れば頑張るほど稼ぐことができます。日興自動車グループはA型賃金制を採用しているので、安定した固定給を得ることが可能です。タクシー運転手を目指すなら、日興自動車グループへの就職をご検討ください。
