気になる。タクシー運転手の仕事内容とは?

タクシー運転手の仕事内容は、大まかにはイメージしやすいですが、転職するなら具体的に把握しておくべきでしょう。仕事内容をしっかり把握しておくと、自分に向いているかどうか見極めたうえで、応募を検討することができます。本記事では、タクシー運転手の仕事内容について紹介します。

タクシー運転手の仕事内容

タクシー運転手は、お客さんを乗せて目的地まで運ぶことが主な仕事です。また、タクシーを探しているお客さんを見つけて拾うのも、タクシー運転手の仕事のひとつです。お客さんを多く乗せることができるかどうかが、給与額に影響してきます。

主に走行しながらお客さんを探したり、駅前や飲み屋の付近などに停車してお客さんを待ったりすることが多いです。そのほか、車両の点検や洗車なども業務に含まれます。

なお、タクシー運転手の仕事をするには二種免許が必要です。東京23区内など地域によっては地理試験にも合格する必要があります。

タクシー運転手の1日の流れ

タクシー運転手の勤務形態は昼日勤・夜日勤・隔日勤務の3つです。

昼日勤と夜日勤は、出社してから点呼や健康チェックを受けて車両点検と朝礼を行います。それから営業を開始する流れです。営業時間の途中で1時間の休憩を挟みますが、タイミングは自由に決められます。

休憩が終わるとその日の後半の営業を行い、終業時刻になったら帰庫して洗車や納金を済ませたら退社するといった流れです。

昼日勤と夜日勤は始業時刻が異なるだけで、基本的な流れや勤務の長さは変わりません。昼日勤は朝に出社して夕方に退社しますが、夜日勤は夕方に出社して深夜~早朝に退社します。

隔日勤務は昼日勤と夜日勤をつなげたものです。そのため、1回の勤務時間が20時間程度で休憩が3回あります。また、隔日勤務の翌日は必ず休日になるため、1回の勤務時間が長い分だけ休日が多くなる仕組みです。

3つの勤務形態から自分に合った働き方を選べますが、タクシー運転手の多くは隔日勤務で働いています。

どんな人にタクシー運転手の仕事が向いているのか

タクシー運転手の仕事をするには、安全運転を心がけ、交通ルールを遵守しなければなりません。当たり前のことですが、このような基本的なことをきちんと守れる自信があることは必須です。それに加えて、地域の地理に詳しい方は向いているといえるでしょう。

また、さまざまなお客さんの対応をするため、気配りも求められます。お客さんとは、基本的にそのとき限りの関係ですが、感謝されるなどしてやりがいを感じる方も多いです。

上司や同僚と一緒に過ごす時間は短いため、職場の人間関係の悩みを抱えたくない方にも向いているといえます。

基本的にひとりで行う仕事であるため、自己管理能力も必要です。
タクシー運転手のやりがいに関して詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

タクシードライバーがやりがいを感じるのはどんなとき?

まとめ

タクシー運転手の主な仕事内容は、お客さんを目的地まで安全に送り届けることです。ひとりで行う仕事であるため、人間関係は楽といえます。しかし、安全運転や地域の地理の知識などが求められ、お客さんへのある程度の気配りも必要になります。