タクシードライバーになりたい!職務経歴書を作成する際のポイントは?

職務経歴書は、履歴書と並ぶ重要な書類のひとつです。とはいえ、どのように書けば良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか。

今回は職務経歴書の必要性を解説しながら、タクシードライバー向けの作成ポイントをご紹介します。

タクシードライバーにも職務経歴書は必要

タクシードライバーになるために面接を受けるときは、履歴書とともに職務経歴書の提出が求められます。「履歴書だけあれば良いだろう」と考える方はいるものの、履歴書と職務経歴書は目的が異なる書類です。

履歴書は人事情報を確認するのが目的であり、職務経歴書は自分の職歴や適性をアピールするのに使われます。採用により影響を与えるのは職務経歴書なので、前職の経験を洗い出して、タクシーの仕事に活かせる内容をアピールしましょう。

職務経歴書は履歴書のように特定のフォーマットがないため、読み手である採用担当者にわかりやすく書くのが大前提です。企業が求める人物像はさまざまなので、職務経歴書は使い回さずに、応募する職種や企業にあわせて作成する必要があります。

なお、タクシードライバーの採用面接で聞かれる質問事項や対策については、以下の記事で解説しています。あわせて参考にしてみてください。

タクシー運転手の面接でよく聞かれる質問と面接時の注意点

タクシー会社に提出する職務経歴書を作成するコツ

ここではタクシードライバーになるために職務経歴書を作成するときのポイントをみていきましょう。

運転経歴や無事故・無違反の実績を記載する

タクシー運転手はドライバー職なので、まずアピールすべきは運転経歴や無事故、無違反の実績です。とはいえ、レーサーのような高度なテクニックを求められるわけではありません。お客様を乗せて安全な運転ができ、危機回避ができることをアピールできれば十分です。

別途、運転記録証明書の提出を求められるため、事故や違反歴で嘘をつくのはNGです。事故や違反がある場合は反省と、再度繰り返さないために心がけている改善点を記載しましょう。

対人スキルをアピールする

タクシードライバーはサービス職でもあります。職務経歴書では前職の内容とともに、お客様に適切に応対できる能力をアピールしましょう。具体的なエピソードも加えて、トラブル対処の実績、回避する能力もアピールできるとベストです。

資格・スキルは積極的に記載する

運転免許以外の資格やスキルも積極的に職務経歴書に記載しましょう。とくに、タクシードライバーの場合は土地勘や語学力、介護スキルは強みになります。

運行管理者はもちろん、TOEIC、英検、介護福祉士、介護職員初任者研修の資格を取得していると有利に働く可能性が高いです。

まとめ

職務経歴書は自分の能力やスキルをアピールするのに役立つ書類です。タクシードライバーになるには、安全運転や問題解決ができる能力、対人スキルが欠かせません。

タクシードライバーとして採用されるために、職務経歴書でしっかりとアピールし、スムーズな就業を目指しましょう。