タクシー運転手って残業はある?勤務時間はどのくらい?

タクシー運転手の仕事には残業があるのかどうか、気になる人もいるでしょう。求人に応募するなら、勤務時間や残業などについてよく把握しておきたいところです。ここではタクシー運転手の残業について説明していきます。

タクシー運転手の勤務時間

タクシー運転手の勤務時間は「日勤」「夜勤」「隔日勤務」の3通りあります。このうち日勤と夜勤の1日の勤務時間は、休憩を除いて8時間です。

隔日勤務とは、1日おきに勤務する勤務体系をいいます。1回の出勤で16~18時間程度働き、休憩を含めた拘束時間は20時間程度です。1回の勤務時間が長い分、休日は多く確保されており、1ヶ月のうち半分以上が休日となっています。

また、残業に関しては労働基準法で規定されており、労働時間が1日8時間を超えた分は基本的に残業として扱われます。残業をした場合には時間外労働手当が支給されます。

ただし、多くのタクシー会社では隔日勤務に対応するため、「変形労働時間制」を採用しています。変形労働時間制のもとでは、残業の基準が通常と異なり、「1日8時間を超えたら残業」という基準は当てはめられません。残業時間は月単位や年単位の労働時間によって判断されます。

タクシー運転手の仕事では、遠くの目的地に行ったり渋滞に遭ったりすることもあるでしょう。そのため、時間までに会社に戻れず、残業をせざるを得ない場合もあります。

残業があっても働きやすい

タクシー運転手は、もちろん残業をすることがあります。とはいえ、ほかの職種や業種と比べて決して多いわけではなく、どちらかといえば少ない部類に入るでしょう。少なくとも、毎日残業続きのような状況になることは基本的にありません。

タクシー運転手は一般的な会社員と比べて、労働時間に厳しい規定が設けられています。月に13乗務以上働くことはできませんし、1乗務は必ず21時間以内で3時間の休憩が義務付けられています。

また、勤務終了時刻に会社に戻りさえすれば、残業は発生せず定時で帰宅できます。オフィスで行う仕事と違って、みんなが残業していて帰りづらいという状況になることもありません。

日興自動車グループでは、業界でも珍しい「A型賃金」の給与体系を採用しています。固定給に加えて歩合制を採用しているため、お客様が少なかった月でも収入のために無理な残業をすることはありません。

もちろん歩合給もあるため、多く稼ぎたい人はより頑張ることもできます。無理なく働きたい人にとっても、頑張って稼ぎを増やしたい人にとっても働きやすい環境といえるでしょう。

日興自動車グループでは、隔日勤務でも実働14.8時間と短めです。個別寮完備など残業以外の面でも働きやすい環境が整っています。

まとめ

タクシー運転手は残業せざるを得ないときもありますが、基本的には定時で帰宅できることの多い仕事です。仕事の性質上、自分だけ帰りにくい雰囲気などもありません。残業が少なく働きやすい環境を求めているなら、タクシー運転手を選択肢のひとつとして検討してみましょう。